AppleメモをMarkdownで書き出す方法|Appleの標準機能・Obsidian Importer・VaultDropの違い
AppleメモをMarkdownで書き出したい。方法は、Appleの標準機能、Obsidianの公式プラグイン、VaultDropなど、いくつかあります。この記事では、公式資料で確認できた範囲で、違いを比べます。この記事は、VaultDropの作者が書いています。確認日は2026年10月19日です。
§13つの方法を並べると
| 項目 | Appleの標準機能 | Obsidian Importer | VaultDrop |
|---|---|---|---|
| 費用 | OSに含まれる | 無料 | 1,480円(買い切り) |
| 一度に書き出せる範囲 | 公式の手順は、メモを1件選ぶ形 | まとめて取り込む(公式ヘルプの手順) | フォルダを選んで、まとめて書き出す |
| 画像・表 | 公式ページに記載なし | 取り込める | 書き出さない(本文のみ) |
| 出力先 | Markdownファイル(PDFも選べる) | Obsidianの保管庫 | Markdownファイル(Obsidianの設定までできる) |
| 対応する環境 | 公式ページに版の記載なし | Mac上のAppleメモ | Mac上のAppleメモ |
§2Appleの標準機能は、メモを1件ずつ書き出す
Appleのサポートページでは、メモを選んで「ファイル」→「書き出す」を選ぶと、PDFまたはMarkdownのファイルとして保存できる、と説明されています。保存するときに、名前を変えたり、タグを付けたりもできます。また、本文の一部を選んで、「編集」→「Markdownとしてコピー」を使う方法もあります。
ただし、公式ページに書かれていないことがあります。
- 複数のメモや、フォルダ単位で、まとめて書き出せるか。
- 画像や添付ファイルが、どう扱われるか。
- どのmacOSの版から使えるか。
版については、新しい版(macOS Tahoe 26以降)で加わった機能とする情報もありますが、Appleの該当ページには、版の記載がありませんでした。この記事の筆者は、この機能を試していません。使えるかどうかは、お使いのMacで、「ファイル」メニューを開いて確かめてください。
§3Obsidian Importerは、画像や表まで取り込める
Obsidianの公式ヘルプによると、Importerは、Appleメモのほとんどの内容(表、画像、描画、スキャン、PDF)に対応しています。Mac上のAppleメモからの取り込みだけが対象で、パスワードで保護されたメモは、事前にロックを解除しておく必要があります。件数が数百件までで、画像や表も移したいときには、第一の候補です。
§4VaultDropは、数千件以上を、本文だけまとめて書き出す
VaultDropは、Appleメモのデータを直接読み取って、フォルダ構成を保ったまま、Markdownで書き出します。開発者のMacでは、1万1,765件を数秒で書き出しました。そのあと、Obsidianの導入と、検索プラグイン「Smart Connections」の設定まで、自動で行います。
向かないのは、画像や表を移したいときです。現時点では、本文のテキストだけが対象です。パスワード付きのメモも、書き出せません。
§5どれを選ぶか
| 状況 | 向いている方法 |
|---|---|
| 数件を、Markdownにして残したい | Appleの標準機能(使えるか、まず確認) |
| 数百件で、画像や表も移したい | Obsidian Importer |
| 数千件以上で、本文が中心 | VaultDrop |
| 数件だけ、手早く | 手作業のコピー |
どの方法でも、移行が終わるまでは、Appleメモ側のメモを消さずに残しておくのが安全です。
§6出典
- Apple Import, export, and print notes on Mac
- Obsidian Import notes from Apple Notes
- VaultDropの仕様と実測は、VaultDropのページと、書き出しの仕様を整理した記事にあります。
- 確認日:2026年10月19日。各ツールの対応内容は、更新されることがあります。